【話題のスクイーズと塗料のお話】みんな大好きスクイーズとは― スクイーズペイントもカンタン解説 ―
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話題のスクイーズと塗料のお話みんな大好きスクイーズとは― スクイーズペイントもカンタン解説 ―
SNSや店舗などでよく見かける、あのムギュムギュするおもちゃ「スクイーズ」。なかなか人気中のため入手困難で困っている方々も多いでしょう。(私もその一人です)そのためSNSではDIYやオリジナルペイントの動画など見ているだけでワクワク感や癒やされるものが多く配信されていますね。そこで今回はスクイーズと塗料をテーマに「既製品じゃ物足りない」「自分だけのオリジナルを作りたい」「夏休みに子供たちと楽しみたい」などのお声にお答えしていきたいと思います。この記事を読めば、初心者でも失敗せずに可愛いスクイーズが作れるコツが見つかりますよ!
この記事の目次
<話題のスクイーズと塗料のお話みんな大好きスクイーズとは― スクイーズペイントもカンタン解説 ―>
<まとめ>
・まとめ
まずはスクイーズの正体を知っておこう!
スクイーズと言ってもいろいろな種類がありますよね。大きく分けて2種類「しっとりとしたタイプ(スライム系)」、「ふわふわ・さくさくしたタイプ(スポンジ系)」、まずは、その正体(素材)を知っておきましょう!
<しっとりしたタイプ>
TPR(熱可塑性エラストマー):
一番よく使われている素材です。触ると少しペタペタ・しっとりしていて、引っ張るとめちゃくちゃ伸びる、お餅のような不思議な素材です。
シリコン・ジェル系:
ぷにぷにとした水風船のような感触で、中に水系スライムや、空気を含んだ粘土(マシュマロ粘土など)が包まれているタイプです。
<ふわふわ・さくさくしたタイプ>
ポリウレタン(発泡ウレタン):
身近なもので言うと、キッチンの食器洗いスポンジや、メイク用のパフ、ベッドの低反発マットレスの仲間です。あのモチモチした柔らかさは、プラスチック(ウレタン樹脂)の中に細かい空気の泡をたくさん閉じ込めることで生まれています。
<ポイント>
カンタンに例えれば、発泡ウレタンが「泡(空気)の力」で膨らんでいるのに対し、しっとり系は「ゴムとプラスチックの良いとこ取りをした塊」といったところでしょうか
注意!?ペイントできるタイプとできないタイプがある?!
さて先ほどスクイーズの正体について解説を致しましたが、せっかくリメイクで楽しむつもりでも注意点があります。それはタイプによりペイントできるタイプとできないタイプがあるのです。3つのポイントを押さえておきましょう!
① しっとりタイプはペイントが基本的にはできない
しっとり系の素材(TPRやシリコン)には、致命的な弱点があります。
それは 塗料をすべて弾いてしまうことです。TPRやシリコンは、表面が油分っぽく、非常に密度が高い(空気の穴がない)ため、塗料や下地剤を塗っても完全に弾かれてしまいます。
仮に乾いたとしても、一度ムギュッと握るだけで、脱皮するようにペロッと全部剥がれてしまいます。
② 選ぶときはふわふわ・さくさくタイプのものを選ぶ
100円ショップなど比較的、安価で入手難易度も低い事もありますが、発砲ウレタンタイプのものは塗料を定着させやすく、楽しみやすいと思います。
③ファブリックメディウム(布用絵の具補助剤)を活用する
補足情報<救世主「ファブリックメディウム」の正体と役割>
「ファブリックメディウム(布用絵の具補助剤)」塗料に混ぜる意味。その理由はカチカチのプラスチックを「ゴム」に変えるから
普通の塗料は、乾くと「硬いプラスチックの膜」になります。そのため、ウレタンのように激しく変形するスクイーズに塗ると、伸縮についていけず破れて(剥がれて)しまいます。
ここで活躍するのがファブリックメディウムです。
主成分は「柔軟性の高いアクリル樹脂エマルション」。これを塗料に混ぜることで、乾いた後の塗膜に圧倒的な「しなやかさ(ゴムのような伸縮性)」をプラスします。ネットや画材屋さんなどで簡単に入手できますので是非活用してみてください。
<ポイント>
1,リメイク用のスクイーズを選ぶときは必ず「ふわふわサクサクしたスポンジっぽい質感のもの」を選びましょう!
2、救世主「ファブリックメディウム」を使いましょう!
リメイクスクイーズ実践編
さてさて、ここからは実践編と参りましょう。
<ポイントのおさらい>
・発砲ウレタンタイプのスクイーズを用意する
・ペイントする塗料はエマルションタイプを選ぶ(水性アクリル塗料、水性アクリル絵の具など)
・ファブリックメディウムを用意する
①まずはスクイーズを中性洗剤などで洗いよく乾かして水気を取っておきます。
スクイーズには水性塗料を弾いて定着しにくくする成分や手の汗などの油分が付着している恐れがあります。まずはそれらの邪魔な成分を除去します。
②次に用意した水性塗料にファブリックメディウムを混ぜていきます。
黄金比率は【水性塗料 1 : メディウム 1】
基本は1対1で混ぜます。メディウムが少なすぎると割れの原因になり、多すぎると色が薄くなってしまいます。
③お好みな色を混ぜ合わせたら筆やエアブラシなどでペイントしていきます。
一度に厚塗りをせずに薄く何度かに分けながらムラなく塗るのがコツです。
④ドライヤーなどで適度な熱をかけながら乾燥をさせる。
しっかり「定着」させるには、乾燥後に熱を加える!
ファブリックメディウムは本来、布にアイロンをかけて定着させるものです。スクイーズ(ウレタン)は熱に弱いのでアイロンはNGですが、「ドライヤーの弱温風」を少し離して当ててあげると、樹脂の結びつきが強くなり、劇的に剥がれにくくなります。
※くれぐれも熱のかけ過ぎは注意です!!
まとめ
今回は我が家でも大人気スクイーズと塗料についてお伝えしてきました。これからも話題のアイテムや出来事と塗料との関連情報をお伝えしていきますので是非ご覧ください。感想なども頂けたら励みになります!
それにしても私も子供の時にはビックリマンシールやミニ四駆、ガチャガチャなどいろいろなブームや収集を経験してきましたが昨今のブームは爆発的ですごい事になってますね。子供たちのためにも入手困難だけは何とかならないものかと思う今日この頃です。でわでわ

[記事を書いた吉田裕志について]
吉田裕志(よしだ ひろし) B型 職人気質
有限会社レインボーペイント代表取締役
調色歴20年以上、国家資格である単一等級調色技能士、一級塗装技能士を持ち、
今でも調色に情熱を注ぐ
座右の銘 「背中の汚れは調色マンの恥だ」


