調色屋にとってのお宝とはワンピースよりも1に色見本、2に色見本、3、4も5も色見本です。
レインボーペイントには様々な色見本帳があります。
国内の工業分野において一般的な一般社団法人日本塗料工業会の発行する通称、「日塗工」、各塗料メーカーの原色や指定色の記載のあるカラーカード、自動車メーカーの車種や年式別のオートカラーズ、ハウスメーカーによるサンプル帳、印刷業界のDICカラー、ファッションやアパレルデザインのPANTONEやBenjamin Mooreなど国や業界ごとに様々です。
その他にもお客様ごとの色見本が過去5年分、大切にロッカーに保管されています。(機密情報ですよ)
大手には真似のできない当社一、自慢のサービスです。
弊社は、塗料メーカーの関西ペイントさんの塗料調色を創業当初から行っていることもあり、多くの見本帳を所有していますが、中でもとてつもない逸品がこちら
正直、私よりも年上の大先輩(汗)。関西ペイントさんに聞いても、「これは博物館級です!(驚笑)」とのことでした。
ちなみに私と同い年の子もいますよ。(妙な親近感をおぼえますね)
私も生涯現役を目指していますが、いつか業界にとってのお宝と呼ばれる日が来たら「我が人生に一片の悔いなし!」と調色士冥利につきるのですが(誰か呼んでください)
でわでわ
[記事を書いた吉田裕志について]
吉田裕志(よしだ ひろし) B型 職人気質
有限会社レインボーペイント代表取締役
調色歴20年、国家資格である単一等級調色技能士、一級塗装技能士を持ち、
今でも調色に情熱を注ぐ
座右の銘 「背中の汚れは調色マンの恥だ」